両備HD、「植物工場」受注を本格化 見学用設備やセミナー (2010/2/19 日経新聞)

http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20100218c6b1802g18.html

公共交通大手、両備ホールディングス(岡山市、小嶋光信社長)は独自開発した「植物工場」の受注活動を本格化する。農業への参入を計画する企業を主な対象に、工場の設計・施工を担当するグループ会社に見学用の設備を設置。生産した野菜の販路開拓までを含む無料セミナーも開くなどして、植物工場の利点をアピールし導入を促す。
 両備HDが受注を目指す植物工場は、発光ダイオード(LED)ランプなどで照らしたり、混合液で養分を与えたりしながら野菜を栽培する。稼働に必要な電力の一部は太陽光パネルを使って発電し、温暖化対策にも配慮する。顧客企業の要望に応じた規模で設計し、施工する。
 気温や湿度を管理するセンサーを極力減らし、延べ床面積330平方メートルの工場でも4000万円程度で建設することを目指す。軌道に乗れば年間20件の受注を見込む。設計・施工はグループ企業で機械メーカーのソレックス(岡山市)が担当する。

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