宇都宮大、環境配慮の農業教育拠点 太陽光発電など導入 (2010/2/19 日経新聞)

http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20100218cfb1806018.html

宇都宮大は18日、太陽光発電やヒートポンプを使い、野菜や果物などの栽培技術を研究・実証する農業教育拠点「サステーナブルビレッジ」を開設した。再生可能な自然エネルギーや省エネ設備を実習室やビニールハウスなどに導入。環境への負荷が少なく、無理なく食料生産を続けられるモデルづくりを目指す。学生の教育だけでなく、地域の企業や生産者、住民らとの交流拠点としても活用する方針だ。

 新拠点は宇都宮市の峰キャンパス内に位置し、広さは約800平方メートル。敷地内には太陽電池パネル(発電能力10キロワット)を備え、農業に不可欠な気象観測やデータ収集などもできる実習棟が完成。実習棟の太陽光発電で得た電力を使う植物工場棟、ヒートポンプで冷暖房や除湿するイチゴ栽培の実験ハウスも設けた。設計施工は藤田エンジニアリングが手掛けた。

 植物工場では発光ダイオード(LED)照明を導入し、照射する光の色の変化で栽培植物の成分がどう変わるかなどを研究できる。

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